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2004.03.18

サッカー実況の歴史

BSの五輪最終予選中継を観ていて、日本のサッカー実況も少しずつ変化(部分的には退化?)しているんだなぁ、と感じる。

釜本がゴールを決めたシーンでは、釜本に浮き球のパスが渡った瞬間「ヘディング!」との実況が入る。しかし、実際には釜本は胸でトラップして、そこからシュートを放っている。「何じゃそら」という感じである。
いわゆる「マイアミの奇跡」の時の実況はもはや何をしゃべっているのか全く意味不明の絶叫である。
UAEラウンドの頃にはシドニーでの南アフリカ戦でゴールが決まった際の、あの忌まわしい「ゴルゴル連呼(船越! てめえだ!)」の最初の部分が流れていた。

日本のスポーツ実況は、つくづく野球中心で進化してきたのだなぁ、と思う。
動きの乏しい中、その少ない動きを、実況によっていかに「演出」していくのか、というのが、野球実況の醍醐味である。ピッチャーが誰で、バッターが誰で、どの守備位置に誰がいるのかはわかりきっているので、「投げました!」「打ちました!」「捕りました!」「落としました!」「入りました!」で実況としての役目を果たしている(でも本当はそれでよいのか、もう一度考えるべきであろう)

サッカーは、セットプレーの時以外は常に動きがあって、実況に求められるのは、主に「誰が何をしたのか」「誰が何をしようとしているのか」であると言ってよいだろう。パスしたこと、クリアーしたこと、シュートしたことは観ていれば分かる。しかし、それを誰がやったのかまでは、漫然と眺めているだけでは分からない。しかし、それが伝えられなければサッカー実況としては落第である。

そんな中、倉敷さん、八っつぁん(八塚さん)、戦士(西岡さん)など、個性的で、しかも優れた実況を聞かせてくれる方々が出てきたのは救いである。
NHKにも山本アナがいるが、後進が育っていないように思われるのが気がかりである。
数多くの情報を伝えようと、必要以上にけたたましく、必要以上に緊迫した口調でしゃべるのは耳障りでしかない。
今日のBSの実況アナ氏はそういうタイプだな。
時には折角入手した情報であっても、苦労して調べた情報であっても、「敢えて使わない」という勇気もほしいところである。

というところで、五輪代表のアテネ出場が決定したようである。
今夜は大久保、キャバクラ行ってもいいぞ!

2004 03 18 09:15 p. m. [Football] | 固定リンク

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