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2004.07.26

第20ステージはボーネン

そして、ツール・ド・フランス史上、空前の総合6連覇が、ランス・アームストロングによって成し遂げられた。
この瞬間を(TVで、ではあるが)生中継で観ることができた幸せを、じっくりと噛みしめたい。

最終ステージも前半はお祭りムード。
ただ、シメオーニだけが雰囲気を乱す。

オフィシャルカーからランスにシャンパングラスが渡される。
それをカメラマンたちに披露しつつ、軽く口だけつけるランス。彼は飲みはしない。
でも、ウルリッヒはゴクリと飲んでいた(笑)

途中のスプリントポイントではマキュアンとハスホフトが1勝1敗。
これで、ゴールスプリントの結果が全てを分ける、ということになる。

シャンゼリゼの周回に入ってからは逃げの集団が出て、レースを面白くしてくれる。
ベッティーニやヴォェックラーなど、ツールを盛り上げてくれた立役者たちが、ここでも奮迅の走りを見せ、観衆も大いに沸いた。

ラストのゴールスプリントはボーネン、JPナゾン、ホンド、マキュアンの順。ハスホフトは16位に沈み、マイヨヴェールはマキュアンのものとなった。
本日のプレゼントクイズも、「マイヨヴェールは誰の手に」だったが、まぁ大変な競争率になることは覚悟しつつ、マキュアンと書いておいた。ハスホフトやツァベルに賭ける手もあるのだが、彼らが勝つ確率の方が、マキュアンに賭けてその中からプレゼントをゲットする確率より低い、と判断した訳で、これは正解だった(^_^)

凱旋門をバックにした表彰式はいつもながら実に絵になる。

ステージ優勝、ボーネン。今ツール2勝目は見事だ。
クイックステップ勢にとっては満足のいくツールだったのではないだろうか。

総合優勝、アームストロング。6連覇。もはや言葉もなし。
今ツールで個人ステージ5勝、チームTTを入れて6勝というのは、王者にとってふさわしい成績。
2位クレーデン、3位バッソと3人で表彰台に並ぶ姿は、ランスの変わらぬ強さと、次第に世代が変わりつつある様子とを二重映しにしているかのようだった。
バッソの娘さん、ミニサイズのCSCのマイヨが愛らしい(^_^)

ポイント賞、マキュアン。最後はハスホフトと25ポイント差に拡がったが、最終日まで息が抜けないツールだった。
同じくミニ・マイヨヴェールをまとったマキュアンJr.、愛嬌のある仕草で観客の笑いを誘う(^_^)

山岳賞、ヴィランク。7度目のマイヨアポア。これも驚異の記録だ。何しろ、彼の場合はブランクがあって、それを乗り越えてのもの。ランスの総合6連覇に優るとも劣らない快挙。

新人賞、カルペツ。TTで実力を発揮したとは言え、それまでにヴォェックラーを崖っぷちに追い詰めていた総合力が光る。近年のロシア人若手レーサーの充実ぶりも目を瞠るものがある。

チーム優勝、Tモバイル。総合2位のクレーデン、4位のウルリッヒ、そしてグエリーニの成績。ここにヴィノクロフがいたら、一体どうなっていたのだろう、と思う。チーム戦術的には、さらに難しくなったかも知れないが。

敢闘青ゼッケン、ヴィランク。去年までのドサル・ルージュに代わり、今年からはドサル・ブルー。ヴィランクはマイヨアポアとダブル受賞。個人的にはヴォェックラーかベッティーニ、フォイクト、そして忘れちゃならないフレチャあたりにも何かあげたかった。とは言え、このドサル・ブルーも、極めて妥当なところなのだろう。

ということで、101年目、91回目のツールは終了した。
プロツアー制度導入後の来季からのツールがどのようなものに変貌していくのか、まだまだ予想もつかないが、きっとまた熱い戦いが繰り広げられることだろう。
ひとまず今は、HEWサイクラシックまで少し休養である(ホントに少しだけど(^_^;))

2004 07 26 12:59 AM [Cycle] | 固定リンク

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