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2004.09.19

シンクロ

日本シンクロ陣の世代交代が進むのだそうだ。
この辺のニュースを参照。
まぁ、アテネでのショーアップ路線はスポーツの本質とかけ離れた方向に進んでいたから、この辺で指導者も変えて、軌道修正するのはよいことだろう。

日本チームの演技を見てからロシアの演技を見れば、技術の正確性だとか、姿勢の美しさとか、そういう点で日本がどうしても及ばない点がいくつもあることを見せ付けられる思いがする。
そういう基本ではなく、「見せる」「観客の心象に訴える」ことに主眼を置いた日本の強化方針は、国内では大いに共感を勝ち得て、ロシアとの差は僅かか、下手をすると日本の方が上、というような期待感(=幻想)を生んできたと言える。

現実にアテネでの両者を(そしてその結果を)客観的に見比べれば、日本の強化方針が完全に見当違いの方向を向いていたことがわかるのだが、それを煽った(幻想を作り、膨らませてきた)マスコミの責任も重いとは言えるだろう。

しかし、見方を変えれば、あれはあれでよかったのだ、という気もしないでもない(^_^;)
シンクロやフィギュアスケートなどの採点種目、それも「芸術点」などという主観的な指標が入る競技では、「観て楽しい」とか「わくわくする」というものを目指して、観客受けを狙うのは一つの考え方ではある。
それで金メダルを狙おうとするから話がおかしな方向にいってしまうのである。
だから、日本があの演技で銀メダルを勝ち得たのは、「余禄」だった、ぐらいに考えればよいと思う。

2004 09 19 02:48 PM [Sports, 日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク

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