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2004.11.06

エクソダス?

Joちゃんのサイトによると、大統領選後、隣国カナダに移住を考えるアメリカ人が増えているらしい→記事はこちら
高い税率や冬の寒さも何のその。
移住・・・なんてもんではなく、「亡命」という言葉まで使われている。

移民で成り立ち、多くの亡命者を受け入れてきたアメリカなのに、今や潜在的亡命希望者をも多く抱える国になってしまった、ということだろうか。
それとも、大統領選後の「いつもの光景」なのだろうか。
この記事からは、その辺がよくわからないけれど・・・

一方で、911以後、入国、特に優秀な頭脳の受け入れを大幅に制限するようになってしまったアメリカ(参考記事)は、このままでは様々な分野での立ち遅れや停滞、後退、荒廃に見舞われる可能性がある(一部には既にそういう現象が起きているのかも知れないが)。「世界の中心の空洞化」とでも言おうか。
911がブッシュ政権による(少なくとも予期された)イベントであったことを考えれば、自ら空洞化を招くこの動きも、想定範囲内ということになり、アメリカは自ら弱体化の道を選んでいる、と判断するのも、あながち突飛な発想とは言えないのかも知れない。
本気で自国のプレゼンスをさらに強めていくつもりなら、国際協調路線に転じて、名実ともに世界の中心であろうとするはずである。
実質の伴わない(つまり国内が空洞化した状態での)単独覇権主義は、次なる段階としてマルチ・ポラリズム、つまり多極化した世界を招来せずにはおかない(この辺はこちらを参照)
アメリカの政権中枢に、そこを見透かした上で現在の政策を推し進めている人間がいる、とすれば、その人は「見たくない現実も見ることができる」タイプの人、ということになるのかも知れない。大半は「見たいと欲する現実しか見ない」タイプの人間なのだが(この辺、塩野七生調(笑))

2004 11 06 09:46 AM [経済・政治・国際] | 固定リンク

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