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2004.11.14

アラファト後

アラファト後の中東前議長の死は、歴史的にも重要な転回点となりうるのか。
カイロとバグダッドを拠点に、取材を続ける新聞社時代の同期・小倉君の連載は必見だ。
※写真は2004年11月14日付け毎日新聞大阪本社発行分4面より
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「アラブは一人の指導者に依存する時代が終わったことを自覚すべきだ」
これは彼が引用したイラク有力紙「アルサバハ」の論調だが、一人の指導者、あるいは独裁者が強権的な支配を行い、その指導者・独裁者が倒れると後継争いで周辺地域を巻き込んだ騒動がおきる、というのは、オリエントの歴史の中では何千年と繰り返されてきたことである。 それが「終わる」ということは、まさに歴史的な転回点と言えるのだろう。

彼の連載第3回は次のように締めくくられている。

「アラブの大義」にこだわり続けた最後の巨星が去った。それは、イデオロギーに拘泥する時代が終えんし、アラブが民主化を通じて現実的な政策を選択する時代に入ったことを象徴しているのかもしれない。

現実には、宗教的な問題も絡めて、もっと紆余曲折があるはずであるし、新たな衝突が生まれる惧れもあるだろう。
アメリカの世界戦略も含めて、何がどう転ぶのか、まだ全く先が読めないというのが私の感想である。

それはともかくとして、次回の連載も楽しみだ。
そして、早く彼が戻ってきて、新地で一杯やりながら、いろんな話を聞いてみたいものである。

2004 11 14 03:12 PM [経済・政治・国際] | 固定リンク

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