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2004.11.20

アラビアンナイト大博覧会

音とイメージによるアラビアンナイト今日、万博公園に行ったのは、国立民族学博物館(民博)で開催中の特別展「アラビアンナイト大博覧会」関連イベントとして行われる「音とイメージによるアラビアンナイト」というものを観に行くためであった。
サブタイトルが「西洋音楽にみるオリエンタリズム」
みんぱくゼミナールの第319回にもあたる。

何しろ今日は「関西一円0円均一」の日である。
民博ももちろん入場料は無料。
普段にもまして多くの入場客が訪れていた。

そんな中、2Fの講堂に向かうと、結構行列ができている。
ゼミナールもなかなかの人気のようだ。

講堂の中に入ってうろうろとしていると、手を振っている人がいる。Joちゃんだ。
彼女のブログにも、今日のこのイベントのことが書かれていた。

私がこのイベントを観に来ようと思ったのは、2週間前に行われた@nifty FCLAの関西アンサンブルオフで、出演者の一人である左衛門さんに誘われたからに他ならない。
元々民博は開館した当時からちょくちょく通っていて、お気に入りの博物館(しかも近所)なのだが、そこで行われるイベントに、知り合いが出演するとなれば、万難排しても行かずばなるまい。

出演者の中では、左衛門さんとピアノ連弾されるturkazさんとも2週間前に初対面を果たしている。
また、ヴァイオリンのしゃのりんとも久しぶり。
別の曲でナレーターを務めるのはぶたこはん。
パーカッションで参加しているのがそのダンナのたこぶ師匠。
つまり、ソプラノの小泉さん一家以外は全員顔見知りである。
ついでに書くと、パンフレットの中で協力者として、河馬ちゃんとMIDの名前も書かれている。
そうそうたる面々ですね(^_^)

イベントは最初にみんぱくゼミナールに数多く参加された方の表彰から始まる。
10回刻みで表彰されるらしいのだが、一番最初に表彰されていた方は、何と150回参加表彰であった。
今回が319回だから、ほぼ半分近くのゼミナールに参加されていることになる。すばらしい!
次の方も70回。いやはや立派・・・
・・・という感じで、10名余りの方が表彰を受ける。一番最後の人だけが10回表彰だった。

表彰の後、いよいよイベントのスタート。
兵庫教育大学の水野先生の解説の後、左衛門さん、turkazさんのピアノ、しゃのりんのヴァイオリンで、リムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」から第1、3、4楽章。
2週間前はしゃのりん抜きで聴かせてもらっているが、その後ピアノのお二人の息も合ってきて、そこにしゃのりんの艶やかだが熱い響きが加わり、オーケストラ版に勝るとも劣らない、色彩豊かな音楽に仕上がっていたと思う。
演奏と共に表示されていた映像も音楽とうまくマッチしていたし、一つ一つの映像が素晴らしかった。

休憩を挟んで後半は、ジェーヌ・ヴィユーというフランス近代の女流作曲家の手による「15場の影絵劇 アラジン」
水野先生によれば、おそらく日本初演であろう、とのこと。
ソプラノに小泉惠子さん、ピアノは左衛門さん、パーカッションはたこぶ師匠の他、小泉英恵さん(一部バックコーラスとキーボードも兼任)、小泉英一郎さん、そしてナレーションがぶたこはんである。
これは「影絵劇」ということでもわかるように、映像イメージと密接に結びついた作品で、この曲の作詞を担当したリュシアン・メティヴェによる挿絵(この人は作画も担当した訳だ)も表示されていた。
音楽は比較的簡明なもので、特段心に残るような作品ではないのだが、挿絵やナレーション、あるいは歌のテクストからは、西洋人がアラビアンナイトから何を感じ取っていたのか、ということが窺い知れて、なかなか興味深かった。
左衛門さんの「計量文献学的アプローチのピアノ(水野先生談(笑))も安定感があって素晴らしかったし、ぶたこはんのナレーションにはいつもながら、テクストに対する深い感情と細心の注意が払われていて気持ちが和らいだ。急造パーカッショニストのたこぶ師匠も手慣れたものでしたね(^_^)

イベント終了後、講堂の外に出たところでかえるとかめ女史に遭遇、彼女の会社の方で、左衛門さんの中学時代の同級生で友人という谷口さんとその娘さんを加えた5人で、講堂脇の通路(楽屋というものがないので、ここが出演者の控室みたいなもの)に押しかける。
そこで出演者の皆さんとあれこれ話をしたり、旧交を温めたりして、楽しいひととき(^_^)
谷口さんは能楽のシテ方として姫路方面で活躍されている、という一面もお持ち。かめちゃんと同じ会社だということで、左衛門さんはびっくりされていた。
娘さんは、何故か左衛門さんに「間接的にだが多大な」影響を受けて、ラフマニノフに取り組んでいる、というピアニストの卵である。

その後は谷口さん親子、出演者の面々と別れて、Joちゃん、かめちゃんと3人で「アラビアンナイト大博覧会」を観る。


アラビアンナイト大博覧会のパンフ「アラビアンナイト」とは、これまであまり身近に接してこなかったのだけど、この展示を見てしまうと、一度真面目に全編読んでみないとなぁ、という気にさせられる。
それぐらい、興味深い展示がたくさん見られた。
会期は12月7日までだが、もう一度行く機会があれば・・・とさえ思う。
もう一度行ければ、もうちょいゆっくりベリーダンスの映像を観て・・・あ、いやいや(笑)



記念Tシャツ閉館間際だったので、スーベニールショップではあまりじっくりと品選びはできなかったが(というか、財布の中身も寂しかったので(^_^;))、結局「アラビアンナイト大博覧会記念Tシャツ」を1枚購入した。
ネイビーブルーの地色に、ランプから出てきたジンと、それを見上げるアラジンが黄色く描かれている。その横に緑~青系の光沢色を使って、アラビア文字の装飾を模したアルファベットで"Arabian Night"と書かれている。いやぁ、なかなか気に入った(^o^)

その後、昼抜きでおなかがすいた、と訴えるJoちゃんのために、3人で「ホテル阪急EXPO PARK」に行き、ここの「アンソレイユ」というレストランで軽く食事(私は生ビールとチーズ盛り合わせだけ)して解散。

****追記****
この翌々日、11月22日に「パンフレットでも紹介されている」と書いたMIDさんが天に召された。
「アラジン」でソプラノを歌われた小泉惠子さんは、他ならぬMIDさんの歌の先生。
彼女が今回のメンバーを引き合わせたと言っても過言ではない。
とにかく、MIDさんのご冥福をお祈りするしかない・・・
本当に残念です。でも、どうぞ安らかに。

2004 11 20 11:49 PM [Photograph, 音楽] | 固定リンク

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コメント

ちいしゃさん(^oo^)

昨日はご来場ありがとーございました(_●_)
なんだかゼミナール始まって以来の満員御礼だったそーです。
私の場合、ナレーションよりも、あの難曲の譜めくりの方が緊張しました(^oo^;)いやぁスリルあったわぁぁぁ。

ちいしゃさんの姿は、ステージからすぐに確認できました。
多分同じ列に、私が呼んだシルバーコーラスの皆さんが座ってたと思います。

今回の仕事は、音楽してて、しゃべりの仕事してて、歌もやり、楽器の人とお付き合いも育ててきて・・・と、色々器用貧乏ながら、どれも極められない私の弱点でもあり武器でもある部分が、妙に生かされた機会だったと思います。
とってもいい経験ができました。

ちいしゃさんが楽しんでくれた様子が伝わってきて、嬉しいです。
しゃのりんの赤ちゃんが、本番の日の夜、生まれたんですよ!
めでたいよね(^oo^)

いろんな意味で思い出深い日になりました。

なんかね、来週の日曜にも、あのアラジンの曲をもう少し簡潔バージョンで別の人が演奏するらしいです。
関西の歌い手さんとピアニストさんで。
それを聴きにいくついでに、展示を見にもう一度出かけようかなぁ・・と思ってます。私たちもゆっくり見てないので。


またどっかで会えるのを楽しみにしてます(^oo^)
んじゃまた(^oo^)/~~~

投稿者: ぶたこ(^oo^) (21-nov-04 23:50:21)

ぶたこはん、コメントありがとうです(^_^)

器用貧乏っていうか、あれはぶたこはん以外ではできないナレーションだなぁ、と感じ入ってました。
それはそうと、しゃのりんのお子さんも生まれたのですか!
それはめでたい!(^o^)

来週日曜のは民博のホームページを見てたら気がつきました。
ありゃ、別の組み合わせでまた演奏するんやなぁ、と。
でもナレーションとパーカッションがあった方が、絶対に面白いと思うなぁ。
展示もいいですよ。部分的には常設展と大して変わらないものもありましたが(それも興味深いんだけどね)

またこちらにも遊びに来て下さい(^_^)

投稿者: ちいしゃ (22-nov-04 00:50:01)

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