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2005.04.12

町・町・谷・谷

横丁?2005年4月12日付毎日新聞夕刊大阪発行分より。
「ジャンジャン横丁」か「ジャンジャン町」か・・・ネット投票や商店街での直接投票の結果、248対70で「横丁」の勝利。
まぁお遊びなので、だからどうなる、というものでもないけれど。

関西語と関東語の相違点はたくさんあるが、「町」と「谷」の読み方の違いも結構有名なものだ。
関西では「まち」と「たに」、関東では「ちょう」と「や」
「本町」と書けば、関西人は「ほんまち」と読むし、関東の人なら「ほんちょう」と読みたくなるところではないだろうか。私も東京で暮らしていた頃、「板橋本町」というところに数回行ったことがあって、最初に行ったときに、それが「いたばしほんまち」ではなく、「いたばしほんちょう」である、ということに、少なからぬカルチャーショックを受けた記憶がある。
ただ、古い由来のある地名を除くと、関西でも「町」を「ちょう」と読むケースは、実はかなり多い。

「谷」というと、関西では「鰻谷」とか「桃谷」とか神戸の「伊川谷」とか「押部谷」とかいろいろ出てくるが、殆ど例外なく「たに」「だに」と読む。
関東だと「四ツ谷」「市ヶ谷」「阿佐ヶ谷」「越谷」などがどんどん出てくるが、これも殆ど例外なく「や」である。
うちの会社のFCのオーナーで「谷澤」さんという方がおられるが、関西なので「たにざわ」さんである。関東系なら「やざわ」さんになるところか。

大阪には有名な「谷町」がある。一丁目から九丁目まであって、そこを貫く南北の道は「谷町筋」であり、その地下を走るのは地下鉄の「谷町線」である。
もちろん「たにまち」である。間違っても「やちょう」ではない(^_^;)

で、そういう大阪の、最も大阪らしさを表している町の一つでもある新世界で、「ジャンジャン横丁(横丁というのは関東系の言葉らしい)」が「ジャンジャン町(まち)」にトリプルスコアをつけて勝利を収めた、というのは、ある意味不思議な現象である。もちろんこの結果に憤っている地元の人々も多くいるそうである。まぁその気持ちもわからないでもないが、私もどっちかというと「横丁」の方がしっくりくるから、確かに不思議だ(笑)

2005 04 12 08:17 PM [etc., ことば] | 固定リンク

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コメント

あそこはもともと「ジャンジャン町(ちょう、もしかすると丁かもしれない)」だった、というのを誰かが言っていたような気がします。
ちなみに地方公共団体名としての「町」については、大阪ではすべて「ちょう」と読み、「村」はすべて(今は千早赤阪村だけですが)「むら」と読みます。これも各都道府県ごとにまちまちで、「町」を「まち」と読む県、「村」を「そん」と読む県、それらが混在している県があります。

「谷」については今まで気が付きませんでした。ということは、「ムーミン谷」は関西ということでいいですか(^_^)

投稿者: まのちゃん (13-abr-05 10:24:23)

ムーミン谷は多分丹波あたりにあるような気がします(^◇^)

「まち」と「ちょう」というと、合唱方面でおなじみの某M氏のお住まいの明石市大久保町大久保町というのが珍しい地名ですよね。
「おおくぼちょうおおくぼまち」だそうですが、実は「大久保町大窪(おおくぼちょうおおくぼ)」という似たような地名もあるようです。
こういう地名は、おそらくかつての市町村合併の名残なんだろうなぁ、と思ったりします。
最近政令指定都市になった静岡市なんかも、区政施行前(静清合併後)には「静岡市清水下清水町」なんていう重畳地名がありました。

投稿者: ちいしゃ (13-abr-05 23:29:43)

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