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2005.05.06

相手にとって不足なし

PSVだったら不足だったのか、というと、決してそんなことはない。
ファン・ボメル、パク・チソン、コクー、ゴメス、フェネホール・オフ・ヘッセリンクなど、実にいい選手を揃えている。
もしもの話、PSVが最終的に優勝していたとしたら、パク・チソンがMVPを獲得しても、不思議ではない。
京都に帰ってこい~>チソン(^_^;)

だが、やはり居並ぶ綺羅、星の如き豪華メンバーを見てしまうと、ミランというのは、これ以上は望むべくもない対戦相手なのかも知れない(今、ミランに匹敵するのはバルサぐらいか)

しかしミランが本当にすごいと思うのは、準決勝の2試合で挙げた得点が、全てゲームの節目にあたるタイミングであった、ということだ。準々決勝ファーストレグでのスタムの先制ゴールもそうだが、前半や後半の終了間際での効果的な得点が多い。
今日の試合では、2点を奪われて、そのままいくと延長にもつれこむその瀬戸際で、アンブロジーニのゴールが生まれた(もっとも、その直後にコクーにこの日2点目を許してしまってはいるが)
3日後にはセリエAでユーヴェとの直接対決が控えているだけに、延長まで戦うのは正直カンベンしてよ、というところだったろうと思うが、そこで決勝進出を決定づける得点を挙げてしまうところが実に勝負強い。

だが、ここまでチャンピオンズリーグで7試合連続無失点を続けていた守備陣が、この日は3失点。
グループリーグ第4節バルサ戦、終了間際のホナウジーニョの芸術的ゴール以来、シャフタール、セルティック、マヌー、インテルを完璧に抑えてきたにも関わらず、そしてサスペンション明けでネスタが復帰したにも関わらず、ついでに言えばシェヴァの1トップで守備的な布陣を敷いたにも関わらず、この日のミランには集中力が感じられず、失点シーン以外にも危ない場面が頻発。
このあたりは、明らかにハードスケジュールからくる蓄積疲労と、ウィークエンドのユーヴェ戦と両睨みで戦わねばならない特殊事情、スリッピーなピッチコンディションなどが複合してのものだろう。また、ファーストレグをいい形で2-0で終えていることが、油断につながったという点もあり得るか。前半開始5分で、マルディーニがフェネホール・オフ・ヘッセリンクに延髄斬りを食らった(実際には頭に当たっていたが)ことの影響も否定し難い(後半からカラーゼと交代)

イスタンブールの戦いまで3週間。
それまでにミランはユーヴェとの直接対決を含めてセリエAで3試合。いずれも落とせない戦いが続く。しかも、決勝の4日後にも1試合あって、これもまた負けられない。
まさに「一戦必勝」のトーナメント状態である。精神的には、こういう張り詰めた状態が続くことで、思わぬ力が湧いてくることもあるにせよ、身体的には限界に近いスケジュールだろう。メンバーも落とせないので、故障者の心配もせねばならない。アンチェロッティとしてはやり繰りに神経を磨り減らす毎日であろう。

対する我らがレッズのスケジュールだが、やはりこの週末にはガナーズとの一戦が控える。
レッズは4位を賭けて、ガナーズは2位を賭けての戦いである。アンフィールドではレッズの若駒の強烈な一撃に沈んでいるだけに、ガナーズも本気モードでくるだろう。
翌週にはヴィラとの一戦。これで今季のプレミアシップは打ち上げである。

つまり、レッズはイスタンブールでの一戦までに10日間のインターバルが取れる。故障者も何となく復帰してきていて、シーズンのおしまいになって、結構ベストメンバーに近い布陣で戦える。
これは大きなアドヴァンテージである。
まぁ今のミラン相手なら、これぐらいのハンデは甘んじてもらわねば(^_^;)

何にせよ、あのアラベス相手のUEFAカップ決勝を思い起こすような、歴史に残る好勝負を期待しよう(^o^)

2005 05 06 12:46 a. m. [Football] | 固定リンク

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