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2005.06.26

将棋観戦な一日

休みなのでどこかに出かける、何かをする・・・というのがなかなか大儀で、家にいて一日ゴロゴロしていることが多い最近だが、それにもまして、録りためたプログラムが多すぎて、それらを追いかけるのが精一杯、というのも、なかなか外に出かけられない一因ではある。

本日は午前中、NHK杯を観戦。島八段-千葉五段戦。

島八段はいわゆる「55年組」の一人、そして初代竜王、美人の嫁さんがいて、最近将棋連盟の理事になったナイスガイである。同い年ということもあるが、彼にはもうひと頑張りしてもらいたいと思う。統計的手法を駆使した有力戦法に関する理論書の労作はあるが、「研究家」であると共に、「棋士」としてもまだまだ上を目指せる実力者だと思っている。

対する千葉五段は、言うまでもなくNHK杯戦の司会を務める千葉涼子女流王将のパートナーである。居飛車党の奥方と振り飛車党のダンナ、という組み合わせだが、互いに影響を与え合っているのか、二人とも最近調子がよい・・・のではないか?

解説は藤井九段。残念ながら持久戦模様、オーソドックスな振り飛車対居飛車穴熊の戦いとなり、藤井システムは見られなかったが、女流王将の愛の念力と、振り飛車党の現総裁・藤井九段の威光が後押しし、千葉五段が勝利を収めた。終わったのが11:58頃で、感想戦が観れなかったのが少々残念。しかし、2回戦でまた千葉五段の姿が観れるのは楽しみである(相手が森内名人であるが)

午後は名人戦七番勝負第七局を通して観る。こちらの聞き手も千葉女流王将。解説が久保八段。
途中、女流王将が伊豆の踊り子に扮するシーンなどもあって、緊迫感が漂う大勝負の中、空気が和む。
しかし、二日目午後、佐藤棋聖がゲスト参加して、佐藤・久保のA級同士での解説となった中に、女流王将が混ざり、そこから先は女流王将がすっかりペースを掴む。棋聖も八段もタジタジである。「強い」というだけでなく、タイトルを獲って自信にもつながっているのだろう。また、それを彼女独特の飾らない言葉で表現するので、会場が笑いに包まれる。

副立会の鈴木八段はやや挑戦者乗りの解説になったが、実際は二日目を通して名人が戦機を捉え、じわじわと優位を拡大し、磐石の態勢を築いて挑戦者をねじ伏せた、という印象が強い。当然羽生四冠は最強とも言える粘りで食い下がるから、それを見ると「すわ、逆転か?!」とも感じるのだが、実際には森内名人の「想定の範囲」の中で戦いは繰り広げられた、というところだろうか。終局後の両対局者、特に羽生四冠の感想を読む限りではそんな感じが強い。

対局翌日の囲碁将棋ジャーナルでは谷川九段がゲストで、九段も二日目夕方には現地入りしていたことがわかったが、残念ながらテレビに登場する場面はなかった。夕休以降に到着されたのかも知れない。谷川・佐藤コンビでの解説も観たかったような気が・・・

2005 06 26 09:27 PM [将棋] | 固定リンク

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