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2005.07.19

いつものように

家を出たのだが、ふと気がついた。
あ・・・今晩の録画予約をしていな・・・・・・・・・くてもよかったのだった。
今日はツールは中休みの1日である。
ああよかった。

プレイリストで「Bruford Drumming」というものを作っていて、手持ちのものでブラッフォードがタイコを叩いているものを、なるべくモレのないように集めたりしているのだが、アースワークスもなければパトリック・モラーツとのデュオもない割りに、12時間ぐらいのものになってしまっている(^_^;)
こうなるとぶっ通しで聴くようなことは到底できず、プレイリストの意味があまりないような気もするが、取り敢えず朝はYESの"FRAGILE"からスタート。久しぶりにまともに聴くが、改めてYESってのはクリス・スクワイアがキーパーソン(茨木にあるフィリピンパブとは関係ない)だったんだなぁ、と思うのである。もちろんYESの顔はジョン・アンダーソン以外の何者でもないのだが、サウンドの骨格はクリスが作ってる、という感じがする。

もう一つ改めて思うのは、リック・ウェイクマンって、昔思っていたほど、大したキーボーディストではないのかもなぁ・・・ということである。よく指が動いて、重厚な音を聴かせてくれるけれど、心を浮き立たせる何かが欠落している。キース・エマーソンにはあって、リック・ウェイクマンにはない、何かがきっとあるのだな。

帰りはFRAGILEの続きを聴いて、ちょうど終わったところで「るぅ~」にしけこむ。先週はお腹を壊していたのと、ツールが(文字通り)山場だったので、全く立ち寄っておらず、「久しぶりやなぁ。はい、ハーフ」で、「ハーフちゃん」という称号を頂戴する。

「るぅ~」を出て、家に帰るまでは"CLOSE TO THE EDGE"である。
日本のプログレ好きなら、このアルバムを避けて通ることはできない。
そして、日本のプログレ好きにとって、至高のアルバムの一つが、このYESの最高傑作である(らしい。そういう投票サイトがある)

私もその評価に異論はない。もちろんNo.1とは言わないが、プログレのベスト5枚を選べ、と言われたら、躊躇なく選ぶのがこれだ。
ちなみに、ちいしゃさんが(現時点で)選ぶプログレのベスト5枚はこれだ(順位はつけない。バンドの頭文字順)

Emerson,Lake & Palmer "Brain Salad Surgery"(EL&P「恐怖の頭脳改革」)
Genesis "The Lamb Lies Down On Broadway"(ジェネシス「眩惑のブロードウェイ」)
King Crimson "Larks' Tongues In Aspic"(キング・クリムゾン「太陽と戦慄」)
U.K. "U.K."(U.K.「憂国の四士」)
YES "Close To The Edge"(イエス「危機」)

なんかフツーだ(^_^;)
誰が選んでも大概そう変わり映えはしないような気がする。
敢えてコメントするなら、フロイドが入ってないところが特色、というところだろうか。何しろ、私はプログレ好きにも関わらず、Pink Floydは殆ど手を出さなかったので、選びようがないのである(所有しているディスクは、LPの"Animals"だけ、というひねくれぶりである。でも、あのジャケットは秀逸です)
そして、多分もう1枚選べ、と言われたら、クリムゾンの"Red"を選ぶんじゃないかと思ったりする。

それで、帰りの電車の中で聴く「危機」だが、浴衣のおねぃさんが隣にいたり、花火帰りの若いもんがグテっとしているにも関わらず、曲(タイトル曲)の最後では涙が出そうになってしまった。
ここで涙でも流そうものなら、周囲からはこんな感じで見られるんじゃないか、というぐらい、不思議な感興が沸き起こったものである。
10代最後の夏、やはりこの曲を、深夜の自室で思い切り集中しながらヘッドフォンで聴いていたことが思い出される。

しかし、ここでも思うのは、もしパトリック・モラーツが「リレイヤー」の時ではなく、「危機」の時にイエスに参加していて、この曲にそのエネルギーを注ぎ込んでくれていたら・・・ということだ。10代からずっと馴染んできたリック・ウェイクマンのソロだけれど、今になってみると、いろいろと物足りなく感じたりもする。

正直な話、その10代の頃、あるいは学生時代は、タイトル曲のあと、LPのB面に入っていた2曲には、あまり興味を持てなかったものである。LPだから、ここでひっくり返さないといけない、ということもあるし、その「LPをひっくり返す」という行為が、折角「危機」で幽体離脱したはずの現実世界に引き戻されるようで嫌だった、ということはあったかも知れない。カセットテープに入れて聴くことが多かったが、確かこのアルバムは46分テープのA面、B面に分けていれていたから、テープで聴くにしても「B面にひっくり返す」という行為が入らざるを得ない(オートリバースのデッキは持ってなかったのである。東京中央郵便局の深夜バイトで得た収入を投じて購入したカセットデッキも、オートリバース機能なしの3ヘッド機であった)

でも、そういう「音楽を聴く手順」の話は別にしても、A面とB面でどうもバンドのテンションが別人のようになってしまうところが今ひとつ気にくわなかったのだと思う(これは、EL&Pの「タルカス」にも言えることだが)

しかし、今日は不思議としっくりした感じで聴くことができた。これも自らが馬齢を重ねた証拠なのか、それともiPodによるマジックなのか、その辺はよくわからないが、なかなか面白かった。特に「シベリアン・カートゥル」はとても楽しめた(^_^)

茨木駅からのバスが自宅近くまできたとき、次にiPodから流れてきたのは「太陽と戦慄パート1」であった(^_^;)
これは寝るときのお楽しみにとっておこう・・・
しかし、それぞれのバンドで、最良の時期に、最高のパフォーマンスを示してきたブラッフォードという人は、本当に傑出したドラマーであり、ミュージシャンなのだな、と改めて思う。

2005 07 19 12:11 AM [Cycle, music with iPod, 日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク

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