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2005.07.17

日曜出勤の楽しみ

本日は出勤日。
土・日・祝日関係なしの当社では、特に珍しいことではないし、オフィスにたどり着けば、平日の8割程度のメンバーは揃っているので、仕事をしていると曜日の感覚が薄れていく。
代わりに平日に休める場合が多いので、そういうときこそスポーツクラブなどに行って、のんびり泳ぐ、なんてことができるのであるが、実際にはバテバテで、なかなかそうもいかないのが実情である。

世間が休みの日に出勤するときの楽しみは、通勤電車が空いていることである。
快速電車でも空席だらけで、ボックス席を占領して、のんびりとiPodでも聞きながら、尼崎までの20分間を満喫する。

最近は何故かAllan HoldsworthやBill Brufordを聴くことが多い。
まるで学生時代に戻ったような気分である(^_^;)
しかし、20~25年ほど前に(つまり、彼らがプログレの最前線でやっていた頃からは少し遅れながら)聴いていたのとは、今ではやはり違う音楽に聞こえてくるのが不思議である。

当時の私は、やはりクリムゾンとかUKの幻影を追い求めていたのかも知れない。
当時も今も、Bill Brufordが世界最高峰のドラマーであることは疑うべくもないし、Allan Holdsworthが孤高の仙人ギタリストであることも変わりはないのだが、若かりしちいしゃさんは、「クリムゾンのブラッフォード」であり、「UKのホールズワース(実際問題として、UKでのプレイがホールズワースのベストかと言うと、そんなことを言う人は多分稀であろうし、私も今ならそこまでは絶対に言わないけれど)」を、その後の彼らの活動の中でも聴きたかったのだと思う。
シンタックスを自在に操るホールズワースに批判的な声があるように、あるいはフリップ御大に去勢されてしまったかのようなブラッフォードのプレイに忸怩たる思いをする人がいるように、一時代を築き、その強烈な個性を人々に印象づけてしまった人たちというのは、新しい試みやら、挑戦やらを行うたびに、「それは本来のキミの姿じゃない」と言われてしまうのだ。

もちろん、今となっては80年代のKing Crimsonだって、好き嫌いはあるにせよ、それなりの評価を受けているのだし、シンタックスとギターを両立させてきたホールズワースの活動は、今でも少しも輝きを失ってはいない(あまりに個性的で、独善的で、俗人の理解できるレベルを超えた一種の高級なマンネリに陥っている、という声もあるが(^_^;))

ネットを探索していると、プログレ好きの中年たちのサイトは結構多い。
彼らが何を、いつ、どのような状況で聴き、そしてハマったかを読んでいると、様々な共通項が出てきたりして、思わず苦笑いしてしまう。
そして、彼らは(途中で中断期間はあったりしても)今でもプログレを愛し、70年代のブートレグがDVD化されたと言っては随喜の涙を流し、未公開テークなども収録した全集ものが出たと聴けば妻子が止めるのも聞かずに大枚はたいて予約し、それを深夜、こっそりとヘッドフォンで聴いては身悶えし、変拍子で痙攣するのである(笑)

いやぁ、すばらしいなぁ。

そんな感慨を胸に、"Hell's Bells"の変拍子にうっとりしながら、日曜の快速電車でちいしゃさんはまどろむのであった。

2005 07 17 11:14 PM [music with iPod, 日記・コラム・つぶやき] | 固定リンク

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