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2005.07.10

野球とソフトボール

2012年のロンドン五輪では行われないことが決まったそうである。
まぁ仕方ないだろうなぁ。
そもそも五輪には何となくミスマッチな種目だったと思うし。

競技数を減らそう、ということで削減されたのなら話はわかりやすいのだが、代わりに何を入れる? という話になっているのは少々合点がゆかぬ。スカッシュも空手もいかがなものか、という気はする。
しかし、何より合点がゆかぬのは、かの地球環境破壊活動が候補に入っている、ということだ。IOCは五輪を通じて地球環境の破壊を訴えよう、というのだろうか?

さて、それはともかくとして、野球とソフトがなくなったことについて話を戻す。
野球が嫌いな訳ではない。タブチくん入団時からの虎党であるから、かれこれ36年以上、見てきている訳だ。
そんな私から見ても、野球やソフトが五輪種目としての可能性を秘めているか、というと、どうも疑問に思わざるを得ない。

普及度、という観点で言えば、野球もそれなりに普及しているスポーツではあるだろう。
野球以上に普及していない種目が、全く問題なく継続している、ということもあるとは思う。
だが、野球が五輪種目としてもう一つフィットしないのは、おそらくあの競技方式によるところが大きいのではないか、と思うのだ。

プロ野球なら長期間のリーグ戦を戦う。1つのチームと年間20試合以上も戦い、合計で150試合ぐらいやるのである。プロ野球の醍醐味は、実はこの「執拗に何度も同じ相手と戦うリーグ戦方式」にある。それぐらいやらないと、真の実力差が表れにくい、という側面もあるのだろう。

一方、高校野球は完全にトーナメント方式である。このノックアウト方式は、高校生という時限を切られた存在にとって、極めて重く、それゆえにドラマが生まれやすい。高校野球の魅力は、この「一期一会のトーナメント方式」にあるのかも知れない。

しかるに、五輪では何とも中途半端なリーグ戦方式がとられている。リーグ戦のようでいて、トーナメントっぽい雰囲気も漂う。どうもこの半端なところが野球の魅力を殺してしまっているような気がするのだ。
そして、五輪では、長期間のリーグ戦もできないし、またノックアウト方式のトーナメントでは出場チームに試合の機会が恵まれないケースもあり、これも採用しきれないだろう(試してみる価値はあると思うが)
だから、どうも五輪に野球はフィットしていないような気がするのである。

私は、そういう「色」があまりついていないこともあって、むしろソフトボールは残してもよかったかも知れない、と思ったりもしている。普及させやすさ、という点でも、野球よりソフトかな、とも思うし。
ただ、「世界の頂点」というイメージになかなかむすびつかない牧歌的な雰囲気はいかんともし難いが(^_^;)

2005 07 10 01:05 AM [Sports] | 固定リンク

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2012年のロンドン五輪が決まり、野球が正式種目ではなくなることが決定されました。全世界で見ても野球を行っている国も少なく、現状ではやむをえないと冷静に見ています。日本では野球はメジャーなスポーツなので、これからいろんな議論が出てくると思います。  私見...... 続きを読む

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