« キャノンデール | トップページ | プロヴィンチアの雄 »

2005.09.19

晩夏

9月下旬とは言え、まだまだ蒸し暑い日々が続いている。
一時期の涼しさが嘘のようだ。

そんな晩夏の一日、大いなる挫折に見舞われた一人の革命家がこの世を去った。

流通革命のコンセプトは、おそらく今でも正しいのだろう。
巨大メーカーではなく、巨大金融業でもなく、流通業であるダイエーを、その巨大さゆえにという理屈はあるにせよ、潰すことができなかったことが、その正しさを認めざるを得ないことの証左ではないか、とも思う。
一方で、メーカーの、特に開発者が、まだ十分とはとても言えないにせよ、消費者の意向、志向を意識せざるを得なくなってきている流れも、流通革命の別の側面とも言えるかも知れない。
あの世で「松下vs中内」の激論が再開されているのかどうか、そこまではわからないが。

渥美俊一のもとで血判状を書いたメンバーも、少しずつ欠け始め、何人かは既に最前線からは退いている現在、日本の流通業の牽引車となり得るのが、どこ(どの業界)の誰になるのか、個人的には興味深いことと感じている。

最後に、中内功氏のご冥福をお祈りします。

2005 09 19 11:56 PM [] | 固定リンク

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/6325/6034121

この記事へのトラックバック一覧です: 晩夏:

コメント

コメントを書く