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2007.09.03

改めて「せんぱい」を称える

1000pai
マイミクのじゅ。に先に書かれてしまったので、結局このネタはボツになってしまったのだが、将棋の加藤一二三九段が通算1000敗を喫したニュースには、いろいろと考えるところがある。

ちょうど今週号の「週刊将棋」に特集が組まれていたので、それを見てみると、確かになまじっかなことでは1000敗を喫することはできない。

まずその対局数。
1000敗時点で2261局である。これがもうすでにして超一流の証である。
故・大山康晴十五世名人が2216局、中原誠永世十段・名誉王座が2071局。つまりピンさん、対局数でも堂々の一位である。
通算勝利数も大山十五世の1433勝、中原永世十段の1299勝に次ぐ第三位。
1954年に14歳でプロ棋士四段となって53年。これだけの長きにわたって指し続けてきたことも驚嘆の事実。

プロ棋士が一年間にどれだけ負けることができるのか、を試算したものが付されていたが、これもなかなか興味深い。予選で負けてしまうと番勝負に出れないので、負け数を稼ぐことができない。たくさん負けるためには、たくさん勝たなければならない。最大で年間48敗が「理論的上限」ということらしい。
これは強い人が「強いけど負けた」場合で、弱い人がただ負けるだけだと、なんと年間10敗しか負けられないらしい。そしてこういう「弱いプロ」は長く続けることが許されないので、とてもではないが1000敗に到達することはできない。

これまで年間最多敗戦数は1984年のピンさんで、33敗である。さしものピンさんも年間30敗以上というのは、実はこの年だけだそうである。
そしてここ20年、30敗以上した棋士はいないのだとか・・・

やはりピンさんはすごい。
すごすぎる。

2007 09 03 11:58 PM [将棋] | 固定リンク

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