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2008.06.22

呉土

そうか、呉呂茶と表記するのか・・・

1998年W杯フランス大会3位のクロアチアと、2002年W杯日韓大会3位のトルコの対戦は、それぞれの移民も多いオーストリア・ヴィーンにあるエルンスト・ハッベル・シュタディオン(旧プラター・シュタディオン)で行われた。

試合全般の印象と試合結果は釣り合っていると思うが、延長後半最後の1分間だけは、「実戦はドラマより奇なり」を地でいく展開になったと思う。
それまで好セーブを連発し、2002年頃のパフォーマンスを取り戻したかに見えたリュシュトゥが、最後の最後(と思った)で唯一犯したミスから、2度の腎臓移植手術を乗り越え、代表に戻ってきたクラスニッチが決勝ゴール(だと思った)を挙げたのは、延長後半14分のことである。ビリッチには運も味方している、と思ったものである。
トルコの中心選手、ニハトもその少し前のプレーで脚を傷めて退いている。

そこからビリッチは選手交代を交えて時間を消費しようとしたのだろうが、プレーが途切れなかったのは、結果的に、彼にとって、そしてクロアチア・サポーターたちにとって不運であった。

トルコのなりふり構わないパワープレーは、似たようなシチュエーションで、幾多のチームが、何度も空振りしているのを観ているだけに、クロアチアの頑強なディフェンスに跳ね返されてしまうのだろう、と思って観ていた。
とは言え、今大会のトルコには、終了間際に「ドラマ」を起こす巡り合わせというのがある。
だが、逆にこういう終了間際の失点で敗退してしまう、というのも、ある種の「ドラマ」だよなぁ、とも思ったワケである。

リュシュトゥからフィードされたロングボールがクロアチアのボックス付近で混戦を呼び、ルーズになったところに脚を振り抜いたのは、フェネルバフチェ所属のトルコリーグ得点王セミヒ・シェンテュルク。
プレティコサ、届かず。同点。
ゴールの直後に延長後半終了のホイッスル。

PK戦は精神的にも体力的にもクロアチアの選手にはきつかったろう。
ここはイスタンブールではないが、うちが3年前にやらかした「イスタンブールの奇跡」を彷彿させる展開になってしまった。

そして、ドイツにとっては、かなりイヤな相手が残ってきたと言えよう。

2008 06 22 02:42 PM [Football] | 固定リンク

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