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2008.09.17

カラカラ

泡盛のおいしい季節である(そんな季節があるかどうかはともかく、一年中おいしい季節である)
カラカラに入った泡盛をしみじみと味わいながら過ごせればよいなぁと思うが、なかなかそうもいかない。

文庫版「ローマ人の物語」32巻はカラカラ帝の治世からスタートする。
浴場で有名なこの人だが、フルネームを記すと「インペラトール・カエサル・マルクス・アウレリウス・セウェルス・アントニヌス・ピウス・アウグストゥス」となる。
「ダブル・トール・ノンファット・ウィズアウト・ホイップ・エクストラ・モカソース・エスプレッソ・フラペチーノ」ぐらいな感じ。しかし、それってうまいのかな(=_=;)

考えてみると、この名前にこの人を特定するものは含まれていない。
インペラトールもカエサルもアウグストゥスもローマ皇帝なら基本的にもれなくついてくる称号だし、マルクス・アウレリウスは有名な哲人皇帝(五賢帝の5番目)、アントニヌス・ピウスはその養父で五賢帝の4番目、それぞれにあやかったものである。
残るのは「セウェルス」だけだが、これは父親であるセプティミウス・セウェルスからとったものである。つまり、何も残らない。というワケで、カラカラ。

ガリア風の長袖のついたトーガのことをカラカラと呼び(他の説もある)、それを皇帝になっても着続けたことで、彼はこの名でずっと呼ばれることになる。

一方、彼が母の面前で殺害した弟はゲタという。
こんにちわ、ゲタです。

ゲタのフルネームは「インペラトール・カエサル・プブリウス・セプティミウス・ゲタ・アウグストゥス」
一応共同皇帝であったから、インペラトール、カエサル、アウグストゥスがもれなくついている。
長生きせず、大した逸話も作らなかったせいか、彼はそのまんま「ゲタ」である。
どーも、ゲタです。
・・・何となく残念な感じのする名前ではある。

もともとのカラカラの名前は「ルキウス・セプティミウス・バシアヌス」
父親が妙な気を起こさなければ、皇帝としては「インペラトール・カエサル・ルキウス・セプティミウス・バシアヌス・アウグストゥス」ってな感じに収まったのだろうけど。

ということで、秋の夜長は、七生おばちゃんのこのシリーズで過ぎていく。

2008 09 17 11:47 PM [Book List, 意味不明・たわごと] | 固定リンク

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